4月21日(金)〜23日(日)、第18回 「地域と生きるゲストハウス開業合宿」が開催されました。
今回の合宿は、北鎌倉での開催。
撮影担当のサポーターなおきが合宿1日目をレポートさせていただきます!
〜北は北海道から南は愛媛県まで〜大きな夢とスーツケースを持った参加者10名、いざ鎌倉の地へ
ー午前の部ー
◇自己紹介
まずは、講師陣、参加者の顔合わせ&自己紹介からスタート!
▽コーディネーター&ファシリテーター 山田千裕
岡山県・倉敷のゲストハウス「有燐庵」にて約3年間女将を経験し、2015年夏に同地区内に新たな日本の伝統文化体験ができる一棟貸しの宿「Barbizon」を立上げ。現在は、NPO法人アースキューブジャパンで日本の伝統文化に関する活動を行っています。
少し緊張気味の参加者に対し、女将としての豊富な経験と優しい雰囲気で場を和ませながら司会を進行。
▽主催&メイン講師 中村功芳(愛称:あっちゃん)
NPO法人アースキューブジャパン代表。
2011年岡山県・倉敷にゲストハウス「有燐庵」を開業し、宿の枠を超えて地域発信の拠点へと成長させる。
その経験をもとに、全国の行政やまちづくり団体などからも地域おこし、伝統文化、古民家再生、インバウンド、地方創生などに関する依頼が複数舞い込んでいて、現在は全国を飛び回っています。
最近では国内の活動では留まらず、旅行会社とコラボレーションし、
秋にカンボジアで8日間で0から家を建てるツアーや、
ヨーロッパで自然エネルギーを利用して自給自足している村を見にいくツアー等を計画中、
世界の村の課題を解決する学び、世界の村の事例を日本に持って帰ってくる学びを通して、
地域の暮らしや伝統文化を残す活動をしています。
▽ゲスト講師 増田望三郎さん(愛称:望さん)
14年前に東京から安曇野にIターン移住して、農業や現地での暮らしを体験できるコミュニティゲストハウス「地球宿」を経営しています。
住んでいるうちに安曇野への想いが高まって、現在はなんと市議会の議員さんもされています。
以上の講師陣と紹介が終わり、続いて参加者の自己紹介。
▽参加者の自己紹介
今回も個性的で年齢・職業・性別もバラバラの仲間が集まりました。
「自分が生まれ育った島でゲストハウスを開業したい!」
「自分の中のゲストハウスに対する想いを深掘りしたい。」
「同じ夢を持った仲間作りがしたい。」
「やりたいと思っているけど、まずは何から始めればいいのか?」
「既に物件は決まっているけど、間取りを含めてどういう方向に進めていければいいのかを知りたい」
などなど様々な想いの中・・・。
「自分の住んでいる・住んでいた地域を元気にしたい!!」
という熱い想いは参加者全員が共通の想いのようです。
「地域と生きるゲストハウス」に込められた熱い想い
講師の中村から、3年前にゲストハウス開業合宿を始めた想いと、
テーマである「地域と生きるゲストハウス」にこめられた熱い想いについてのお話からスタート。
「一時の流行」ではなく、
「地域」の人々に歓迎され自分も周りも「幸せ」でいられるためにどういったことが今後必要か?
そして「今流行になっているゲストハウス」の現状と、
「今後生き残るであろうゲストハウス」のあり方を、参加者は真剣な眼差しで聞いています。
みんなで『暮らし旅』
そして、お昼が近くなってきたところで・・・
『暮らし旅』(北鎌倉周辺散策)の始まりです。
今回、地域と生きるゲストハウス開業合宿のもう1つのテーマそれが「暮らし旅」。
講師陣・参加者、全員で北鎌倉の街を歩くことによって
地図やガイドブックを持たずに、観光地ではなく地元の人々の暮らしの中をただ歩き、
なにげない宝物の発見をしていく旅のスタイルを体感しました。
北鎌倉の自然、街の中をゆっくり歩きながら、
道端に咲いている植物を観察したり、
昔の風景を想像しながら歩いたりと、
意識していないと見逃してしまう風景を感じながら・・・、
それぞれが自分なりの発見をしながら歩きました。
みなさんの街もそう言った視点で見ると、
今までと違ったものが見えてくるかもしれませんね。
女性陣はお互いの話に夢中になりグループからはぐれてしまうハプニングがありましたが、
気持ち良い青空の下を歩くことにより、参加者同士の距離もぐっと縮まりました。
望さんの”地球宿”を始めたキッカケと活動内容、今後の夢についてのお話。
ー午後の部ー
望さんは移住前からこういう暮らしをしたいと、”安曇野地球宿プロジェクト”のホームページを作って発信し、周りにもその想いを話していたそうで、その想いに共感して地元の人々も協力してくれるようになったそうです。
望さんは毎年、新春の季節に大の大人が夢を真剣を語り合う「ドリカム新年会」を地球宿で開催しています。
「地球宿で夢を語ると実現する」という伝説があるようで、中村さんもここで「ゲストハウス開業合宿をやる!」と決めたそうです。
僕も来年参加したい!!と思いました。
参加者の兄貴分のような存在で、出し惜しみなく自らの経験を語る望さんから学ぼうと、昼食後の眠たい時間に関わらず、参加者はドンドン引き込まれていきます。
「こんなゲストハウスをやりたい!」「こんなゲストに来てもらいたい!」
1日目の最後には、参加者の皆さんがどんなゲストハウスを作りたいのか(コンセプト)、どんなゲストが来て欲しいのか(ペルソナ)を設定し、皆んなでシェアタイム。
それぞれの想いが詰まったコンセプトをシェアし、
講師陣や参加者からの意見を聞き、質問に答えているうちに、
自分では気づいていないその土地の魅力、
その人の個性が徐々に浮き上がってきています。
話は尽きることはないのですが、ここでタイムオーバー。
もう1回各自で持ち帰ってコンセプトを練り直して、2日目にまた発表することになりました。
この後交流会でお酒を飲むのに、なかなかハードな合宿ですね・・・。
でもそのような中で、本当に自分がやりたいものが見えてくるのかもしれません。
3日間の開業合宿が終わって、皆さんのゲストハウスのコンセプトがどう変わるのか?
全国から集まった参加者の横のつながりがどういう相乗効果を生み出していくのか?
今から楽しみです。
夜の楽しい交流会が終わっても、みなさん話は尽きそうにありません。
みなさんまだ1日目ですよ!寝不足注意!!
つづく。。
合宿2日目のブログはこちらから→【ご報告②】第18回「地域と生きるゲストハウス開業合宿」IN鎌倉
〜現在、「地域と生きるゲストハウス開業合宿」第20期生募集中〜
//earthcube.jp/2017/06/19/earthcube20/
ゲストハウス以外でなりわいを創りたい方はこちら↓↓
第3回「地域でなりわいを創る合宿」
//earthcube.jp/2017/07/31/nariwai03/
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