- 広島県の安芸高田市にて、1月24日~から26日の2泊3日でなりわい合宿を行いました。
この合宿ではそこで地域に根ざし自分らしい働き方や暮らしをしている方々を訪ね、夢をより具体的に実現する方法を見つけよう!というものです。
農業を始めたい人、畜産業を営む人、雑貨店を始めたい人、看護士、地元企業の社員、自分が何をすべきか迷っている人などなど地域で何かをしたいけれどどう展開していけば……夢と不安を抱えた20代から70代までのさまざまな年代の総勢9名の方が集まりました。
3日間の講師はNPO法人アースキューブジャパンの中村功芳と編集者でローカルツアーガイドもしている佐藤暁子。現地コーディネーターには地域おこし協力隊の中村健太郎氏。安芸高田市は、広島県北部に位置する中国山地に囲まれた自然豊かな地域。瓦屋根の民家がたくさん残っていて、つい住んでみたいなあなんて思ってしまう風景があります。神楽もしっかりと継承されているとのことで文化もある土地です。
初日朝、市役所で集合し、自己紹介もそこそこにさっそく1軒目の素敵住人のもとへ。向かった先は、世界各国の数百種類にも及ぶ野菜づくりをしている「ファームもりわき」。誰もつくらいないような野菜を育てているので、全国各地のレストランのシェフが視察に来るそうです。今回は夕食と宿泊もこちらにお世話になりました。
畑やハウスを案内してもらうも、色鮮やかな野菜たちに一同興奮状態!森脇さんご夫婦は質問攻めに。「土が一番大事。自分でつくった土しか信用せん。」と話す森脇さん。堆肥ももちろん山から枯葉などを持ってきて独自につくっています。一番印象的だったのは森脇さんの「農業楽しいですよ。だって毎日が日曜日だから!」という言葉。誰かに頼まれたものでなく、自分たちがつくってみたい野菜づくりにチャレンジしていることが活力になっているのかなと感じました。
次に向かったのは「たまちゃん農園」。集落が見下ろせる眺めのいい喫茶店です。ここでおいしいランチをいただいたところで、各自の自己紹介からスタート。
参加目的や自分の夢についても語ってもらいました。そしてそれを画用紙に自由に描く時間を取り、改めて自分の心を確認する作業です。一人ずつ発表してもらったのですが、これが面白くていろいろな質問が飛び交い、初対面の参加者同士がかなり打ち解けました。この作業によって自分に今何が必要なのかも明確になってきました。
夕方はファームもりわきへ戻り、お楽しみの夕食タイム。奥さんの照美さんがファームの野菜やジビエを使った色とりどりの料理をつくってくださいました!野菜の味が濃い!これは土の味なのでしょうね。地元の向原酒造さんのお酒とともにみんなでわいわいと舌鼓を打ちました。参加者からは一日目にしてお互いのことや訪ねた場所を「近くに住んでいるのに知らなかった!」なんて声もあがりました。森脇さんが「本当にみんな今日初対面なの!?」と驚くほどに盛り上がった初日夜でした。
2日目の様子はこちら https://wp.me/p9hkml-D7
3日目の様子はこちら https://wp.me/p9hkml-D9
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