【レポート①】第17回「地域と生きるゲストハウス開業合宿」inくらしき
始まりました!第17回「 地域に必要とされるゲストハウス開業合宿」 好評につき、遂に第17回!
卒業生は既に200人を超えた、「地域に必要とされるゲストハウス開業合宿」が本日始まりました。
第16回開業合宿の卒業生のマコです。今回はサポーターとして参加させて頂きました。
合宿の様子を、ちら見せ(ちら書き?)したいと思います! 今回は全国各地から11人の参加者が倉敷に集いました。
年齢、住んでいるところ、現在の職業、どんなゲストハウスをやりたいか、 全くバラバラの11人です。
多少緊張の色もありながらも 和やかな雰囲気で始まりました。
講師はEarth cube japan代表の中村功芳さん。
6年前、ゲストハウスが日本ではまだほとんど知られていなかった時期に、地域の住民と一緒に旅人をおもてなしする迎賓館をイメージして、古民家を活用。民藝の様な宿を始めました。
開業合宿の題名に「地域と生きる」とある理由や、ビジネスとは一線を画すゲストハウスを創っていく、そして「ゲストハウス」の価値を高め、更には「地域まるごと宿」について話を始めると、参加者の皆さんは真剣な様子で聞き入っていました。
もう一人の講師は、じゃけんさんこと、吉澤寿康さん。Guest house 阿蘇び心の代表です。
落語で培った滑舌で、ゲストハウスに必要なのは、自信経験物件お金!と言い切る姿に、参加者の皆さんもじゃけんさんの勢いに圧倒されていました!
「何もないところほど、宝物がある」
まずは参加者各自の自己紹介タイムを終え、中村さんによる、ゲストハウスの成り立ちや地域に必要とされる理由の講義です。
「何もないところほど、宝物がある」
「ドラクエで言うと、はぐれメタルを見つけられる目が必要」
「100人来たら100人に失礼じゃない接客よりも、100人の内たった一人に喜んでもらえる宿を」
中村さんの、経験と心のこもった話は、いつも惹きつけられます。興味のある方はぜひ直接話を聞きにいってみてくださいね。
その後りんごの木、コンセプト、ペルソナ設定 ここからは参加者各自が開業したいゲストハウスについて、どんどん考えていくプログラム。
りんごの木をゲストハウスに見立てて、ゲストハウスが地域に必要とされる根っこの部分、考えられる障害とそれをクリアし成功を支える幹の部分、3年後こうなっていたい!という枝や葉や果実の部分まで、具体的に考えていきます。
どんなゲストハウスなら3年、10年、更には次の世代まで続くのか… どんな想いがあって、どんなふうにゲストハウスを育てていけるのか… ゲストハウスを開業したい!と思っても、実際に自分がやりたいゲストハウスを整理していくのは、案外難しいです。(経験談です…)
その後、ペルソナ設定をしていきます。ペルソナ設定って、あまり馴染みのない言葉かもしれません。ゲストハウスを立ち上げたら、どのような人に来てもらいたいか考えていくことです。 ホテル業や今までの接客に慣れ親しんだ人にとっては、こちらからお客様を限定してしまうことは、 ある意味失礼と思うかもしれないし、 来てくれる予定のお客様を逃してしまう!と思うかもしれません。
それでもペルソナ設定をすることの大切さを話してくれる中村さんや山田さんの言葉に、参加者の皆さんも段々打ち解け、それぞれの理想のゲストを考えていました。
1日目を終えて、参加者の感想
オッティーさん 「自分が好きな人だけに来てもらえば良い、という話に納得しました。 来てくれるゲストの層を幅広くすればいいのではなく、ゲストの層を狭くして、そこで繋がる輪をゲストハウスの良さだと気付きました」
まーさん 「経営してる本人が楽しくないと疲弊する、というお話が心に響きました。また、自分のイメージのゲストハウスが具体的に見えてきた気がします」
ひささん 「海外の経験がきっかけとなって、人生が変わった!を経験できるゲストハウスにするのが理想。また、今日の話を聞いて、ゲストハウスをやりたい場所が変わりました。自分が一番しっくりくる場所で、開業したいと思います」
まずは初日、なにかしら感じてもらえたようでした。 明日は参加者同士、お互いのフィードバックをしあい、それぞれのゲストハウスの姿を更に突き詰めて考えていきます。 これからどんなアイデアが生まれどんな風に皆の考え方が変化していくのか、楽しみです!
//earthcube.jp/2017/06/19/earthcube20/
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