*開業合宿2日目*「地域と生きるゲストハウス開業合宿」in倉敷
第16回開業合宿の卒業生マコです。
今回の合宿では、サポーターとして参加し、合宿の様子をレポートします。
朝、参加者の皆さんと会って、まず思ったこと。
昨日とは明らかに表情が違う!
実は、昨夜の交流会が大いに盛り上がったんです。
それによって参加者同士も、参加者とスタッフも、みんながそれぞれの想いをさらけ出して話せるようになったんだと思います。
やっぱり雰囲気って大事ですね。
交流会の後も宿に帰った後、参加者同士でいろいろ語り合ったそう。
あまり寝てないはずなのに、皆キラッとして合宿に臨む姿が印象的でした。
まずは昨日の感想を1人ずつ話してもらいます。
ティーさん 「ゲストハウスはライフスタイル、アートが育つ場所、という言葉が、とても響きました。」
ふぁへさん 「今まで「ゲストハウスをやりたい!」という想いが強く、地域を元気にするという目的は後付けになってきたことに気付きました。」
まーさん 「先人たちが何を求めているかを汲み取るとこが強みになるという話に、はっとして、自分の足りなかったところがわかりました。誰の笑顔を見たいのか、より具体的に考えていきたいと思います。」
せんとくん 「人とのつながり、アナログのインターネット、フェイス トゥー フェイスの話がしっくりきました。大きなことが良いことではないことに、改めて気付きました。」
考え方も、どんなゲストハウスをやりたいかも、1日目の始めから、全く変わった人もいるようです。
ゲストハウスのイメージの変化
2日目の最初のプログラムは、各自のゲストハウス像について前日からどんな風に変わったのか、どのようにブラッシュアップできたか、3人から4人の小さなグループになってプレゼン・フィードバックをしていきます。
人の意見を聞き、それを自分のことのように考えてアドバイスすることは、自分自身の為にもなる。話す側も聞く側も、真剣に意見交換していきます。
なぜゲストハウスをやりたいと思ったのか、どんなコンセプトのゲストハウスで、どんなゲストに来てもらいたいのか。 イメージがかなり具体的になってきた人もいて、活発にフィードバックがなされました。
お昼休憩を挟んだ後、今度は資金や物件探しなど、現実的な内容の講義が始まります。
ここまでのプログラムは、理想のゲストハウスのイメージを膨らませて、わくわくすることが大切でしたが、
2日目後半のプログラムは、経営や資金などの現実的な内容が中心となります。
みんなが気になるお金の話。
講師は阿蘇び心オーナーのじゃけんさん。 物件は賃貸でするのか、購入するのか? 自己資金で始めるのか、銀行などから借りるのか? 建築士さんに頼むのか、DIYで手作りするのか?
じゃけんさんが実際に経営しているゲストハウスを例に、ボロボロだった建物が素敵なゲストハウスに生まれ変わるまでの写真を見ていきます。また、実際にかかるお金をデータを見ながら解説。
その後、ゲストハウスの1日の流れを学んでいきます。
働いてみないとわからない、ゲストハウス運営の大変さや喜び。
じゃけんさんのお話を聞いて、今まで考えたゲストハウス像と現実とのギャップに戸惑った参加者もいるようでした。
お金、開業までのシュミレーション。現実を学んだ後は、各自のゲストハウスの収支や間取りを考えていきます。
ゲストハウス経営の現実を知り、手が止まる参加者も… その後は質問を書き出していきます。 物件の見つけ方、リサーチの仕方は? スタッフの見つけ方は? 補助金は? 率直な質問がたくさん上がり、ひとつひとつ解決していきます。 理想と現実、どっちも知ることは、10年以上続くゲストハウスを創っていく上で、とても大事なことです。
2日間みっちり学び、考えて、参加者の皆さんにも少し疲れが見えてきました。
明日はついに最終日。皆それぞれの結論は、どんな風になっていくんでしょう?乞うご期待です。
//earthcube.jp/2017/06/19/earthcube20/
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