”ゲストハウスって、なんなんだろう”
”いい宿を作って、たくさんのお客さんに来てもらうにはどうしたらいいんだろう”
はじめはぼんやりとしていた夢が、少しずつ輪郭を持ち始めた、合宿2日目のレポートをさせていただきます。
合宿1日目のレポートはこちら
今回も、前回に引き続きサポーターのかほちんが書かせていただきます。どうぞよろしくお願いします?
~日本のモデルとなる宿を作ろう~
◇2つのモデルをグループに分かれて徹底的にブラッシュアップ
”誰に来てもらうか”を一晩中考えて、ぐっとレベルアップしたアイデアを、さらにブラッシュアップしていきます。
目標は、これからの日本のモデルになるような宿を作ること。
今回は鉄道が大好きな山さんと、奥さんとともにUターンをし村で宿の開業準備中のオッキーさんの2人のアイデアをブラッシュアップしました。
グループに分かれて、1時間半、みっちりブラッシュアップしていきます。
”どうやったら人は来てくれるのか”
”今持っているものを最大限活用する方法は本当に全部出し切れているのか”
などなど、普段はなかなかもらえないような本気の意見が飛び交います。
みんな同じように、”宿をやりたい”という想いを持っているからこそ、他の人のアイデアにも本気で向き合うことができるのです。
ここで一気に、私たちは仲間になれたような気がします。
◇お昼は、美観地区の中で開催される路地市へ
本当に路地を入っていったところにあるんです。
美観地区で日頃腕をふるっている皆さんのご飯でお腹も心もバッチリ満たされました。
◇午後は山さんとオッキーさんのプレゼンからスタート!
《山さんの発表》
鉄道が大好きな山さんが提案したゲストハウス。
自分の大好きな趣味を存分に発揮していきます。
今となっては800件もあるゲストハウスの中で、お客さんに来てもらうためには、おもいっきり”とがる”ことも大切です。
「それって他のところもあるんじゃない?」と思われてしまうのでは、まだとがりきっていないっていうこと。
自分の趣味を生かしたいい意味での”とがった宿”作りをしていきました。
質問コーナーも本気のグッドクエスチョンばかり。
自分が実際に泊まるならどう思うのか。
どうしたらとがれるのか。
一人一人が”自分ごと”のように本気で考えました。
《オッキーさんの発表》
「実は自分、村で”宝”って呼ばれてるんです。」
ちょっと照れながらオッキーさんが話してくれました。
オッキーさんの優しくてやわらかい人柄が伝わってきますね。
ちょっとハニカミながら、楽しそうに話すオッキーさんへも質問殺到。
すぐにでも開業して欲しい!なんてご要望も飛び交いました。
◇地域まるごと宿、農泊についての講義
二人のプレゼンを経て、始まったのが、地域まるごと宿、農泊についての講義です。
実はこの合宿は、ある程度のタイムラインは組んであるものの、来てくださる皆さんの様子や想いに合わせてフレキシブルにコンテンツを変えながらやっているのです。
おじいちゃんおばあちゃんが喜ぶ仕掛けを作るコーディネーターが地域まるごと宿を作っていくこと。
村の人が喜ぶ人を集めることの大切さ。
そして本物勝負だからこそできる宿について、考えを深めていきました。
自分の宿はその村にとってどんな場所になるんだろう。
自分は村にとってどんな人になるんだろう。
みなさんの眼差しから地域を大切に思う気持ちが伝わってきました。
◇みんな気になる質問コーナー
いざ宿を開こうと思うと不安なことばかりです。
2日目の夕方は、一人一人、不安に思っていることを質問できる時間に。
資金調達の方法、地域の人との上手な交流方法、用途変更の仕方や、スタッフさんの探し方。
そして、平日の集客方法などなど、いろんな質問が挙がりました。
ゲスト講師のたつみさんと中村さん、お二人の視点から、丁寧に1つ1つの質問への回答が並びました。
みなさんも、自分の場合はどうなるのか想像力を膨らませながら、リアリティを持って質問していて、聞いている私も、開業へのワクワク感が高まりました。
◇開業スケジュールを立てよう!
役所申請やDIYをやっていく場合、実際のところはどのくらいかかるのか、そして何が必要なのか。
開業に向けた、丁度いいスピードのイメージを持ちながら開業スケジュールを立ててみました。
何よりも大切なのは、”自分で考えること”
そして1万時間考えてもワクワクできること。
ここだけはしっかり押さえておきましょうね。
この日の夜は、サポーターを中心に買い出しに出かけ、みんなで一つの机を囲んで宴会です!
まるで田舎のおじいちゃんのお家に遊びに来たかのような賑やかさ。
年代も出身地もバラバラなのにもかかわらず、まるで親戚のように暖かい時間でした。
でもここで終わらないのが今回の開業合宿です!
酔いも覚めてきたところで、物件の間取りから考える収支計画について、また実際に宿をやるときの法律について勉強しました。
日付を回ってもなんだか名残惜しい雰囲気が漂っていましたね。
1日でグッと距離が縮まったような気がします。
”宿をやりたい”想いの背景は人それぞれでしたが、誰かの居場所をつくりたい、コミュニケーションを楽しみたい、そんな場所を作れる人になりたいという想いはどうやら同じでした。
こんなにあたたかい想いをもった、素敵なみなさんの宿のある未来がとても楽しみです。
そんな未来を一緒に歩めることが幸せで思わず胸が熱くなる瞬間がたくさんありました。
佐渡の父と東京の娘ショットです?笑
最高の仲間になれた1日でしたね。
明日は最後の1日。
最後のプレゼンが楽しみです?
*ゲストハウス開業合宿年間スケジュール*
//earthcube.jp/2017/06/19/guesthouseseminar/
ゲストハウス以外でなりわいを創りたい方はこちら↓↓
第3回「地域でなりわいを創る合宿」
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